国内旅行記 〜早朝の厳島神社〜
日本の世界遺産と言われて思い浮かぶ場所の1つに、「安芸の宮島」こと、広島の厳島神社がありますよね。厳島神社は海と一体化した美しい神殿造りがとても特徴的で、外国人観光客も多く訪れる人気の場所です。私はかねてから、「早朝の厳島神社に参拝したい!」という願望があったのですが、去年の冬にようやくそれを果たすことができました。
夜明けの宮島では、瀬戸内から昇る朝日を背に、フェリーから朝靄の海に浮かぶ大鳥居を見ることができました。また、まだ人がまばらな厳島神社は、冬の朝の澄んだ空気に包まれてとても美しく、とても感動したことを覚えています。
早朝の清々しい空気の中で参拝できたことももちろんですが、他にも朝早くに行ったことで得をした部分が意外と多くありました。まず、観光客がとても少ないので、神殿の内部をじっくりと自分のペースで拝観することができました。私は写真を撮ることが好きなので、神殿の朱塗りの回廊を思う存分に撮ることができたのは嬉しかったです。これが昼間だったら、どこも人で溢れていて、思ったように写真を撮ることはできなかったと思います。参道のお土産屋さんについても、先に人の少ない神殿を一通り見終わってから戻れば、観光客が神社の方へ流れる中を逆流して、お店をゆっくり楽しむことができます。それと、特に印象的だった出来事は、厳島神社で働く巫女さんや神主さん達が、各々神殿に参拝をされていたのですが、立ったままではなく膝をつき、拍手(かしわで)も4回以上叩くという独特の形式でした。神職の方々が朝に参拝されている様子はなかなかお目にかかれないので、大変貴重な光景を見ることができました。これも早朝の神社ならではですよね。
「早起きは三文の得」ではありませんが、この旅で、観光地に行く際は思い切って早朝に行ってみるのも面白いことが分かりました。一度行った場所でも、違った景色や出来事との出会いがあるかもしれません。皆さんもぜひ早朝の旅を体験してみてください。